毎月お金がチャリンする貸株。うれしいけど注意点もある

ゆきまるです。(@yukidarumaTrade
 
貸株サービスをしている証券会社が増えています。
 
貸株というのは保有している株を証券会社へ貸して、貸している間は金利がもらえるものです。
 
金利は銘柄によってさまざまで、高いのはなんと年利15%近くいきます。
もしも7年間15%だったとしたら、投資元本が回収できてしまいます。
 
これは実際はありえないことですが、それでも保有しつづけている株が毎月チャリンとお金を落としてくれるのはうれしいですね。
 
長期保有しているならば、貸株は利用したいサービスです。
この金利一覧はGMOクリック証券です。金利が高いですね。

金利は証券会社によって違いますが、貸株をするならこのように金利が高い証券会社を利用します。

便利な貸株ですが、利用にあたって注意しておくことがあります。

【注意1】 優待をもらいたいなら「優待優先」設定を忘れずに

もしも貸株を解除しないまま優待権利確定日をこえてしまうと、優待がもらえません。
 
クリック証券では「優待優先」という設定ができるので、これをしておけば権利確定日が近づくと自動的に貸株が解除されます。
そして権利を獲得したら、自動的に貸株が再開されます。
優待ほしい人はたくさんいるはずなので、忘れないようにしましょう。

【注意2】長期優遇が受けられなくなる

これも優待目的の人は忘れちゃいけないポイント。
 
貸株が自動で解除されて優待獲得、そのあとに貸株が自動再開すると株主番号が変わることがあります。
 
もしも株主番号が変わってしまうと、もしも保有していた優待に「1年以上保有者は食事券追加」なんてあったとしても、その対象から外れてしまいます。
 
なので長期優遇を狙って保有しているものは貸株をしないようにしましょう。

【注意3】優待権利月以外は自動解除されない

「優待優先」という設定をしておけば、優待の権利月のときに自動的に解除されて優待がもらえます。
 
・・なのはいいのですが、逆にいうと優待権利月でなければ解除されません。
 
なかには優待が年一回、配当は年二回と違うケースがよくあります。
この場合、優待・配当の権利月は自動解除されますが、配当だけのときは自動解除されないわけです。
 
解除されないまままたぐと、配当金はもらえません。
代わりに配当金相当額という名目でもらえますが、税金の面での問題があります。

【注意4】配当金相当額は雑所得になる。損益通算できない

配当金相当額という名目でもらってしまうと、雑所得になってしまうので確定申告の必要がでてきます。
そうなると住民税や所得税が増えるわけです。
 
さらに損益通算できないので、もしも株の売買で損出ししてマイナスだったとしても、配当金相当額の税金は払わなきゃいけません。

【注意5】金利は一週間ごとに変わる

金利は一週間ごとに変わります。
1ヶ月くらい変わらないことも多いですが、変わるときはサラっと一気に下がったりします。
 
高金利だ!と思っていたら、いつの間にか0.1%になってた・・・なんてことがあります。
一か月に一度はチェックしておきたいものです。

【注意6】高金利だからって株を買わない

貸株金利が高いからって買おうとしないでください。
 
金利が高いということは貸株の需要があるわけで、株を売りたい人がたくさん出はじめていることを意味します。
ようするに株価が下落トレンドであることが多いです。
 
金利が高いからと保有したって、株価が底なし沼だったら本末転倒です!

【注意7】NISAは貸株ができない

見出しととおり。NISAで買ったものは貸株ができません。

結局どんな銘柄なら貸株に向いているの?

いろいろ注意点があってわかりづらくなったかもしれません。
 
簡単にいうと「年2回優待があって長期優遇がない株」「配当金がない銘柄」がいいですね。
 
そして貸株でもらえる金利はおまけだ程度に考えるのがベスト。
高い金利だからいいというものではないからです。
 
それでも毎月お金が入ってくるメリットは大きいものなので、うまいこと貸株サービスと付き合っていきましょう。