株銘柄の選び方:サラリーマン向けの中長期投資編

 
中長期投資をするためには目先の値動きに惑わされず達観できることが大事。
そのためには自分なりに根拠をもって保有すること。
 
銘柄に惚れ込みすぎるのは危険だけど、この銘柄は値上り期待できる!と思って買うことが大切。
 
そこで銘柄選定にあたって見ているポイントをまとめてみた。
 

中長期投資における銘柄選定の条件

さっそく条件の一覧表を公開。

カテゴリ 項目 条件 情報源
 業績     売上の伸び率  プラス。理想10%以上 楽天アプリの指標
営業利益率  5%以上。理想10%以上  楽天アプリの指標
ROE  5%以上。理想10%以上 四季報 
ROA  5%以上。理想10%以上 四季報 
営業CF プラス。理想は前年比増 四季報 
 財務  自己資本比率 20%以上。理想50%以上  四季報 
現金  プラス。理想は前年比増  四季報 
値上り要素      発行株式数  5,000万株未満。理想1,000万株未満  四季報 
オーナー企業か  発行株のうち3割以上を保有  四季報 
特定株比率  70%以上目安 四季報 
浮動株比率  20%以下目安 四季報 
従業員数  前年より増えている 有価証券報告書 
グリップ要素    優待あるか  自分にとって使える優待であること  四季報 
配当あるか  再投資の資金になる  四季報 
優待・配当利回り あわせて2%以上ほしい 自分で計算
市場  東証一部以外。将来の昇格期待  四季報 
 買いどき判断   PER  100倍未満。理想は15倍未満。 四季報 
PEGレシオ  2倍未満。理想は1倍未満。  自分で計算 
チャート  月足上昇 + 日足上昇あるいは横ばい
※全チャートで下落は手を出さない

楽天アプリの4画面チャート

中でも重視しているところを黄色くしています。
 

一番重要視している数字

最重視しているもの、それは発行株式数。
 
株価が動くのは需給だから「発行株式数」が少ないものを選ぶ。
 
業績が良ければ株価が上がるわけではない。
 
株価が上がるのは、「今より株価が高くても買いたい」という人がいるから。
シンプルです。
 
せっかく買いたい人が多く現れても、もしも今の値段で全てさばけてしまうほど株が多ければ値は動かない。
 
だから買う銘柄は株数が少ない方がいい。
※あくまで中長期の話し。デイトレは逆です。
 
中には例外的に億台でも構わず買っているものもある。
それでも以下2銘柄だけ。
  • ライザップ:1億2500万株(2018年1月現在は2億5000万)
  • すかいらーく:1億9000万株
保有している株は発行株式数が5,000万株未満がほとんど。
利益率が高く売上が伸びていても、発行株式数が億単位のものは基本的に手を出さないようにしている。
 
そういうわけで発行株数が全体的に多い「銀行業」に手を出すことはない。
 
例として、みずほ銀行は発行株式数が253億株もある。
1単元でも2万円程度で買えるうえに高配当銘柄だから、中長期で毎月コツコツ買うのに向いていると思えるかもしれない。
 
けど、チャートをみるとわかるとおり値動きが重い。
アベノミクスがはじまった2012年後半からみても、200円を中心に上下50円ずつしか動いていない。
 
この銘柄が株式分割しながら株価が何倍にもなるか?というと、すごく考えづらいのだ。
 
だから発行株式数が多い銘柄は避ける。
 

時間のないサラリーマンが出先で調べる方法

さて、 表にまとめてみたものの、調べることに手間がかかったら使えない。
 
出先でも調べるのにうってつけなのは楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」だ。
 
このアプリはほかの証券会社とはレベルが違う。
ダントツに使いやすい。
(ただし売買手数料は高い。買うのは別の証券会社を活用した方がよかったりする)
 

調べ方の流れ

  1. 最初の画面で日足チャートを一瞬みる。
  2. 四季報画面にざっと目をとおす。
  3. 指標の財務(連)画面をみる。
  4. 4画面チャートを確認。
これだけでその銘柄が買い対象になるかは判断できる。
 

PCでじっくり調べるなら

有価証券報告書、決算書、企業サイトのトップメッセージに目を通すとさらに企業を掴めるようになる。
 
特に有価証券報告書は1枚で過去5年ほどの推移をみれるので便利。
従業員数の増加状況もすぐわかる。
 
最初に目を通すならこれがいい。
 
決算書をみている人は多いかもしれないが、有価証券報告書に目を通さない人は結構いる。
すでに知っている銘柄なら決算書だけでもいいが、初めて調べる銘柄なら有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」に目を通そう。
 
成長しているかどうかのイメージがすぐにつかめる。
 
ちなみに有価証券報告書、決算書は過去5年分くらいダウンロードし、ドロップボックスに保存するのがおすすめ。
出先でもスマホからじっくり読める。

条件は厳しくしすぎない

なかなか全ての条件に合致する銘柄はない。
 
スクリーニングするなら気をつけたいのは、厳しくしすぎないこと。
 
設定数値はゆるめにする、条件は多くしすぎない。
 
もしも設定したスクリーニング条件数が10だった場合、そのうち9つヒットしていても1つがダメなだけで検索結果にでてこない。
これで銘柄を知る機会を失ってしまったらもったいない。
 
数値については例えば「ROAは5%以上」としているが、スクリーニングをかけるなら3%でもいい。
そして設定する条件は5つ程度でいい。
 
ここでも楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」なら、条件を5つ設定してスクリーニングがかけられて便利
筆者は別に楽天の回しものではないが、実際便利だから仕方ない。
 
とにかくはスクリーニングは大まかにふるいをかけることが目的。
 
まずはざっとふるいをかける。
あとは一つ一つ銘柄を調べるという手間はやはり大事。
 
手間でも、最初の見るポイントをおさえておけばすばやくできる。

まとめ

サラリーマンが株投資をするうえで、いつでもサッと調べられるというのは大事な要素。
 
通勤電車の中、外の待ち時間、ゆっくり家で過ごしているとき、気になった銘柄があったらサっと調べる。
いつでも銘柄の買い判断力を鍛える機会はある。
 
そうするなかで「これは!」という銘柄が見つかることでしょう。
 
資産を大きくしてくれる銘柄に出会えたら、それはそれはうれしいものです。
 

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